喜多屋醸造店

こだわりの信州味噌を通販でお届け。代々受け継がれる伝統の製法で、自慢の無添加味噌をお届け致します。

新着情報

信濃毎日新聞で紹介されました

先日地方紙の信濃毎日新聞に弊社紹介の記事が掲載されました。
「つなごう 諏訪のトラディショナル」という伝統産業後継のシリーズ記事の3回目、
喜多屋の後継者 長峰愛にスポットを当てたものです。
少々長い記事ですがここでご紹介します。
環境と体にやさしく挑戦岡谷市には九つのみそ製造会社がある。1932年(昭和7年)に創業した喜多屋醸造店の後継者、長峰愛さん(34)は伝統を守りつつ「環境にも体にも配慮したみそを届けたい」と新たな挑戦に力を入れる。
その一つが昨年夏、一緒に会社を継ぐ予定の妹、佐々木彩さん(33)と作った新ブランド「しぜんと。」。
有機農法や自然栽培で収穫した県産大豆やコメを原料にしたみその発信を目指している。

長峰さんは子育て中で、「食べ物によって健康は大きく左右される。子供のためにも作りたいと思った」ことがきっかけ。
保育園の子どもたちや大人の団体などを対象にしたみそ造り講座も行っており、ファンの拡大にも力を注いでいる。

父の一夫さん(63)が社長を務める喜多屋醸造店の長女。
実家の隣にあるみそ工場は子どもの頃は遊び場でもあった身近な存在で、学校でも「味噌屋の娘」として家業について話す機会も多かった。ただ、年間通じてみそを造り続ける仕事は忙しく、工場も古い-と、跡を継ぐことは意識していなかった。
 料理が好きだったことから高校卒業後、調理師を目指して都内の専門学校に進学。そのまま都内の飲食店で働いていた2010年頃、「おいしいうちのみそを東京の人に紹介したい」と思い立った。
農産物などが並ぶ都内の青空市場でみそ販売を始めた。
実際やってみて、みその知識が足りない事を痛感。3年くらい実家で修行するつもりで.12年に岡谷に戻った。

いずれは都内でみその魅力を伝える仕事に就けたらと考えていたが、岡谷市の男性と結婚。
一人でみそ工場を継ぐことは荷が重いと思っていたが、彩さんも一緒にやると応じてくれ、故郷に根を下ろし、二人で後継者になる事を決めた。

 帰郷前の11年に起きた東日本大震災で、人のつながりの大切さを改めて意識したこともあり、今後はみそを通じて、地域の交流ができるような拠点を設けることも構想している。
製糸工場が多く「シルク岡谷」として栄えた同市。みそ蔵が多いのは製糸工場で働く人たちの需要が多かった事も背景にある。「岡谷はみそのまち」と長峰さん。
「やさしい味が特徴の喜多屋のみそを守りつつ、情報発信に力を入れていきたい」と張り切っている。
信毎記事”/<br /><br /></p>
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