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一人じゃない心強さ!姉妹だったからこそ味噌屋を継ぎたいと思えた話。

2022年8月06日

修行中みそ姉妹の姉・愛です。

 

この前、なんで味噌屋になろうと思ったのか。を書きましたが、

実は当初、

私が20代前半の頃抱いていた味噌屋の形は

喜多屋醸造店を継ぐものではありませんでした。

 

20代の頃の夢は、

素敵なパートナーと結婚して子育てしながら「みそ料理研究家」として

マイペースにゆっくりと味噌の魅力を発信する中で

大好きなうちの味噌も広める活動が出来たら。なんて考えていました。

 

もともと喜多屋は一番下の弟が継ぐ予定でしたしね。

(うちは私、妹、弟の3兄弟です。)

 

それが変わったのは5年ほど前のことです。

切っ掛けは、弟が折り合いがつかず戻らないと決めたことでした。

 

 

「弟が継がないなら会社畳もうと思うけど。」

 

父からポロリと告げられた言葉に私の中で衝撃が走りました。

 

それは、

味噌屋になろうと思ったのは味噌が大好きになったからですが、

その切っ掛けをくれたのは父で、

そして家族への感謝からで、恩返しがしたい。

という思いを強く持っていたからです。

 

 

喜多屋を潰したくない!!

 

 

 

だけど、今の喜多屋を継ぐのは荷が重い。と正直感じていました。

お腹の中には既に新しい命が宿っていた時でもあったんです。

 

 

もんもんと考える日々が続きました。

 

 

そんな時に声をかけてくれたのが妹の彩でした。

 

彩「私、お母さんたちの頑張ってる姿を見てきたから

喜多屋がなくなっちゃうの嫌なんだよね。お姉ちゃん一緒に会社継ごうよ。」

 

 

当時、会計事務所に勤めていた彩の一言で

心のモヤがパッと晴れたように感じました。

 

 

彩は家族のムードメーカーであり、潤滑油的存在。

頭の回転が速く、人の為に頑張れる思いやりのある子です。

どこか抜けてもいるのでその辺りが愛されキャラにもなっています。

 

 

そんな彩からの申し入れに

私は「やろう!!!」と即決していました。

 

彩と一緒なら出来る!と感じたからです。

 

 

 

これが【みそ姉妹】が誕生する切っ掛けのお話しです。

 

 

彩がいてくれて本当に良かった。

いつも感謝の想いでいっぱいです。